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10/29に誕生したアンジー×ドルチェのこどもについて
今日は悲しいお知らせをせねばなりません。
子犬のページで既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが
プチテイルスタッフの間では「ジャン」の愛称で可愛がられていた
フォーンの男の子が今朝、亡くなりました。
少し小さかったけれど元気に動き回るやんちゃ坊主でした。
たった5日間だったけれど、ジャンの存在は大きく
泣いても泣いても涙は止めどなく流れてきます。
「フレンチブルは難易度の高い犬種」と言われてはいましたが
今日まで蘇生してから問題のあったコはなく無事に過ごしてきたので
ジャンの死はブリーダーとしての私を壊してしまう程の出来事でした。
「死を乗り越えられなければ、ブリーダーなんかできないよ」と
先輩からは言われますが頭でわかっていても心が追いつけない状態です。
ジャンを火葬場に連れて行った帰り「私にはもうムリかもしれない」と
思いました。
ウチに戻るとジャンのママ、アンジーが待っていました。
私の周りをグルグル回り、匂いをかいで
「ごめんね」と泣き崩れる私の涙をペロペロと…。
そのあと、子犬の方へ行き「この子たち、出してちょうだい」と
せがむようにキューキューと鳴き、しばらく3頭目のジャンを捜し
諦めたかのように授乳を始めました。
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おなかいっぱいになった子犬を寝床に戻そうとすると
アンジーママは「連れていかないで」というように2頭を抱きしめました。
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アンジーはジャンの死を理解していたように思います。
ジャンが亡くなって食事をとらなかったアンジーママ。
それでも残された2頭のために賢明に授乳をしています。
そんなアンジーを見ていて、「もうムリかも..」なんて泣いていた自分が
情けなく感じました。
今、生きているジャンの兄妹、犬舎にいるプチテイルの子達を
しっかり育てていかないと!!!
ジャンの兄妹は元気に育っています。
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ジャンの兄妹・プチテイルファミリーとこんな泣き虫ブリーダーですが
これからも地道にがんばっていきますので応援よろしくお願いします。
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最後に..。「元気にオッパイを飲むジャン」です。
ジャン、虹の橋でいつか逢おうね。


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